こんにちはせんちゃん(@senchan0413)です!
去年の7月に私の父が亡くなったのですが、手続き関係のことで姉と揉めに揉めて携帯の解約手続きだけしませんでした。
父が亡くなったときのお話はこちらから→父と過ごした最後の日(近況報告)
放置すること3ヶ月、私達兄弟4人の携帯代が跳ね上がるという悲劇が起きました。
だいたい一人あたりの携帯代の請求が三千円ほど上がっていたのです。
毎月5千円ちょいだった携帯代が見事に上がっています。
問い合わせてもわからず、直接店舗に出向いてもしっくりした答えがわからず(店員さんもイマイチわかっていなかった)
2日目には他社に乗り換えると言い出す末弟…
訳のわからない状態を打破すべくもう一度店舗に出向き店長さんらしき方と1から状況を説明し、サポートセンターに電話し、さらに違う窓口にまわされようやくわかった答えが
父が亡くなり、携帯の解約手続きをしなかったためファミリー割引が適用されなくなった
というものでした。
今回はきちんとやるべきことをやっていればこんなことにはならなかった馬鹿な兄弟のお話です。
目次
なぜ親が亡くなったのに携帯の解約手続きをしなかったのか
「そんな無駄なことをせんでもいいんや!」
これは父が亡くなった後、携帯の解約手続きをしようとしている際に姉から言われた言葉です。
私の父は母と離婚しており、別居していたのですが父が亡くなったことにより色んなところから料金支払ってねという催促のお手紙がたくさん届きました。(父親宅に)
今回の話題である携帯代の請求書ももちろん届いていました。
しかし、父には借金があり、どうやら支払える範囲の額ではなさそうなので兄弟全員で相続放棄をしました。
相続放棄についてのお話はこちらから→親が借金を残して亡くなったとき相続放棄をするなら気をつけたい4つのこと
相続放棄をすることによって、本来身内が亡くなったときに行う手続きとは少し違った手続きになりました。
家庭裁判所からもらった相続放棄の書類を各会社に郵送したり、直接出向いたり、FAXで送ったりしました。
通常なら電話一本で手続きが済むと思うのですが、いろいろな会社の住所を聞き、電話番号を聞き、まぁめんどくさい手続きでした。
手続きをしなければいけない数が約30社くらいあったのですが、ひとつひとつこなしていく中で姉が知人からこんな悪知恵をもらいました。
『身内がなくなったとき、携帯の解約手続きをしなくても支払わなければ勝手に解約状態になる』
めんどくさいからやりたくない姉、きちんと手続きはやっておくべき派の私、意見がわかれ喧嘩になりました。
もう姉に足を引っ張られるのも嫌だし、他の30社の手続きが待ち構えていたため、
私「じゃあ他の全部(30社)は引き受けるけど、携帯のんでもし後々何かあったときは姉さんが対応して!」
と伝え、一人でやろうと切り替えました。
うつ病持ちの私は部屋から出ることも億劫で、ちまちま手続きをし父の部屋の退去からすべての手続き終了まで1ヶ月かかりました。
唯一携帯の解約だけせずに終わりました。
携帯料金の異変に気づいたのは3ヶ月後
一番最初に異変に気づいたのは一番下の弟です。
私達兄弟は各自で携帯料金の支払いを行っているのですが、一番下の弟だけ携帯料金の支払い請求書が自宅に届くようにしていました。
私を含め他の3人はネットから確認、または銀行から引き落としされたものから月々の携帯料金の確認をしていました。
だいたい毎月々の携帯代はさほど変わりがなかったので毎月の確認はせず、2.3ヶ月に一度確認する程度だったので末弟から電話をもらうまでまったく気付きませんでした。
末弟「携帯代めっちゃあがってんけど。俺プランも変えてないし、お前なんかいじった?(プラン変更した?)」
私「えw何も変えてないけど…自分のんも確認して折返し電話する…」
急遽確認したところ、たしかに携帯料金が上がってる…
項目をみると、今まで適用されていたファミリー割引とシェアパックが何故か消えている。
姉ともうひとりの弟にも確認を取ると、同じ月から同じくらい料金が上がっていました。
ファミリー割引の代表者(主回線者)が変更されていなかった!
ここで最初にお話した携帯ショップへの翻弄が始まります。
急に消えてしまったファミリー割引…
- どうして消えたのか
- 再度ファミリー割引をつけることはできるのか
- 早急に手続きしないと4ヶ月分合計1万2千円携帯代があがっちゃう!(一人あたり)
最初ドコモショップへ伺ったときは、私が自分でそのように操作した形跡があると言われました。
「○月○日○時頃手続きをされています」と…
私は解離性同一性障害という病気を持っているため、記憶がマチマチなときがあるのですがそんな操作をした覚えは一切なかったのです。
料金が跳ね上がってしまうのに、そんな手続きをするメリットがない…
3日間に渡りドコモショップに出向き、やっとわかったのが
- 代表者に何か異変があったため、ファミリー割引が終了した
- こちらではその原因が何なのかまではわからない
ということでした。
私は自分がファミリー割引代表者(主回線者)だと思っていたのですが、異変という言葉に父を思い出し、もしかしたら父がファミリー割引代表者(主回線者)ではないかと気づいたのです。
ドコモショップではファミリー割引代表者が誰なのかは教えてくれません。
確認すると案の定、父がファミリー割引の代表者になっていました。
父が亡くなり、解約の申し出をせずにいたため、ファミリー割引代表者の権限を失い、ファミリー割引を使っていた私達兄弟の携帯料金が跳ね上がったのです。
ファミリー割引が消えて料金があがるのはどこになるのか
料金が上がったり、変更があったのはこの3つです。
- 無料だと思っていた家族間の通話が有料に
- シェアパックが止められ、XiデータSパックに変更されていた
- 料金割引されていた『ずっとドコモ割プラス』が無くなり600円の割引が無くなった
無料だと思ってバンバン電話をしたら料金もバーンと上がっちゃいました(笑)
シェアパックは私達兄弟が契約していた料金が一人あたり2300円だったのですが、XiデータSパックに変更され3500円に上がりました。(+1200円)
ファミリー割引の恩恵とは?どんな仕組みなのか
携帯会社によって違いはあると思うのですが、私達兄弟が利用しているDocomoのファミリー割引の恩恵は家族間の通話が無料でできるというものです。
また、もう今は新規受付はやっていない※シェアパックが利用できました。
※シェアパック→家族間でパケットを分け合える
分けていたので、通信費用にあたるパケット代というのがかなり安く抑えれていました。
身内が亡くなったら必ず携帯の解約手続きを行ったほうがいい
私から言えるのは、もし同じ携帯会社でファミリー割引を使っているならファミリー割引の代表者(主回線者)を変えるためにも手続きを行ったほうがいいです。
使っているのならきちんと最後まで手続きをするのが筋だろうなどとは言いません。
携帯代が上がるのを防ぐためにも手続きを行ったほうががいいです。
身内が亡くなったときの解約手続きとファミリー割引代表者(主回線者)の変更は同時にできます。
ファミリー割引の代表者になろうとしている方本人が手続きをする場合は委任状なども必要ありません。
おわりに
ファミリー割引は、主回線や子回線、一括グループ請求の代表者などがあり、とってもわかりにくい仕組みになっていました。
父が亡くなったので次のファミリー割引代表者を出そうかと思ったのですが、代表者になるとDocomoから他社へ乗り換えがしにくいというデメリットがあるのでファミリー割引を使わないことにしました。
いざという時、携帯の料金が勝手に上がってしまわないよう
- ファミリー割引代表者(主回線者)は誰になっているのか
- 身内が亡くなったら解約手続きを忘れずに
- 新しいファミリー割引代表者を立てる(必要に応じて)
これをしっかりやっておけば私達兄弟のように携帯代が上がって慌てふためくことも無いでしょう!(笑)
ちなみに今回の原因となった姉は、最後まで悪態をついていました。
二度と振り回されないためにもファミリー割引を組みませんでした。
もうこんな騒動はごめんです…