病気関連

解離性同一性障害がよくわかる漫画!『実録解離性障害のちぐはぐな日々〜私の中のたくさんのワタシ』

こんにちはせんちゃん(@senchan0413)です!

 

友人Jちゃんから解離性同一性障害の当事者の方が描いている素晴らしい漫画をプレゼントしてもらいました!

ありがとうJちゃん!(*´∀`*)

 

せんちゃん自身、解離性同一性障害という病気を患わっているのですが自分の病気のことなのによくわからないことは多々あります…

(´・ω・`)

この漫画は解離性障害の理解への手助けになると個人的に感じました。

 

解離性障害を取り扱う漫画は年々見かけるようになった気はするけど、実際のところどうなの?って漫画にはまだ巡り会えていませんでした。

そんな矢先にこの本と出会い、この漫画こそがリアルだなって…こんなに表現しにくい感情をここまで表現してくれたのかと脱帽しました

 

著者はTokinトキン)さん!

解説は岡野憲一郎(精神科医・医学博士)先生です。

タイトルは

実録解離性障害のちぐはぐな日々〜私の中のたくさんのワタシ〜

 

読み終わったときから、『この本をせんちゃんのブログで紹介せねば!(使命感)』という思いにかられ今回紹介記事を書かせていただきました!

 

本を紹介するのは初めてなので、ちょっとどこまで紹介していいものやらわからず…(若干ネタバレ有り)

稚拙ちせつながらご紹介させていただきます。

 

 

実録解離性障害のちぐはぐな日々のあらすじ

著者トキンさんは高校生の頃、原因不明の不調を感じ取り、いろいろな病院へいきます。

しかし何の問題も見つからず、

医師
医師
ストレスだと思いますよ

との答えばかり。

よくわからない不調を抱え7年の月日が経ったある日、セラピストAさんと出会います。

セラピストAさんとのカウンセリングの中で『原因不明の不調』が『解離性障害』であると知ったトキンさん。

 

大学病院で解離性障害の治療が始まります。

薬を飲み、病院へ通い、カウンセリングも受けますが良くなったり悪くなったりの一進一退。

しかし日々様々な自分に出会い、他者と関わり、悪戦苦闘しながらも前へ前へと進むトキンさん。

 

自分自身の経験をつづったフリーペーパー『ゾンビ道場』を発行したり、ライブペイントに参加したり自分を表現するということに奮闘ふんとうしていきます。

家族や旦那さんの支えのもと『つらさを消す』のでは無く、『つらさと共に生きる』ことを模索していきます。

 

話の途中に精神科医岡野先生による、より詳しい病気の解説が所々挿入されています。

漫画でも十分わかりやすいですが、医学的な目線でのお話なので挿入文も大変参考になるものとなっています。

 

 

ちぐはぐな日々は解離性障害を理解しやすい漫画

解離性障害、解離性同一性障害という病気を知らない方が読んでも十分理解しやすい漫画です。

 

私が以前書いた記事で解離性障害について説明したものがありますので、「解離?なにそれ?」という方は下記にてお読みください。

解離性障害とは??症状と治療法についてこんにちはせんちゃん(@senchan0413)です! みなさま解離性障害をご存知でしょうか?「んー聞いたことがない!」という人が...

 

この本は絵が可愛く、文字も大きいので見やすい!老若男女問わず読める本だと思います!

また、コミカルに描かれているので、ダークなシーンが苦手な方でも読みやすいかなぁと…

 

とても例えが上手で、読みながら『こういうふうに例えて人に伝えればいいのかぁ』と同じ病気を持つ者としても参考になりました。

 

 

頭の中の「別の人」これも解離の症状だったの!?

せんちゃん自身、解離性同一性障害という病気を患わっているのですが、この漫画に出てくる『頭の中の声』というのが解離の症状であるというのは知りませんでした( ゚д゚ )!

 

別の人格になる』ということだけが症状だと思っていたので、読みながら

えぇー!!!そうやったの!?

と驚きました。

 

そしてトキンさん同様、誰もが頭の中に別の人の声が聞こえているものだと思っていたので、友人達にメールを送りました。

『喋るときや何か考えるときって頭の中に別の声みたいなんって聞こえる?』

この問いかけに対し友人たちの返事は様々で、

  • 完全にそんなものは聞こえない
  • 別の意見の声(反対意見)が出てくるときがある
  • よくある

という返事でした。

 

カウンセラーの先生にこのことをお話すると、

「人間は誰しも多少の解離をしながら生きているから、気が付かないけど実は(解離は)身近なんだよね」

と話していました。

 

そうだったのかぁと改めて実感するせんちゃん。

 

解離性障害を患わっていない方は解離というものを想像しにくいと思うのですが、例えばこんなことも小さな解離です。

 

怖い映画を見た→ほんとうはとても怖いが、友人がいる前では怖くないふりをした

とても怯えている自分というのを後ろに切り離して、強がりや見栄を張っている自分を前に出してる状態です。

これはなんら病的なものではない、日常にありふれた小さな解離です。

 

大半の人は弱い自分、見栄を張る自分、優しい自分、後ろ向きな自分、そんな色んな自分全部をひっくるめて自分は自分だと認識しているはずです。

“解離性障害”の方は極端に言ってしまうとこれらの色んな自分が、わかれてコントロールが効かなくなっている状態です

(例)

  • 弱い自分
  • 明るい自分
  • 怒りやすい自分
  • 冷静な自分

色んな自分にわかれるけどコントロールができない状態

切り離された自分が各々人格を作った状態を”解離性同一性障害”と言います。

(例)

  • 弱い自分→人格①
  • 明るい自分→人格②
  • 怒りやすい自分→人格③
  • 冷静な自分→人格④

 

病気と判断する基準は日常生活に支障をきたすのかどうか、ということなので軽い解離があるからといって病気だと自分で診断しないよう…m(_ _)m

 

『解離性障害のちぐはぐな日々 私の中のたくさんのワタシ』の中にはせんちゃんの説明よりももっとわかりやすく描かれているので詳しく知りたい方にはぜひ読んでほしい一冊です。

 

 

同じ病気を持つ者としての感想

よくぞ描いてくれた!!

もうこの一言に尽きます…もう読んでたら描くのがとても辛かっただろうなぁと同じ病気を持つ方なら安易に想像できます。

 

私も治療するにあたって辛いことの連続でした。

それをまた思い起こして、話をまとめて、絵に起こすって…なかなかの苦しい作業ですよ…

(´;ω;`)

 

実は、私はこの一冊を読むにあたり1週間という時間がかかりました。

辛いシーンを見てしまうと何故か自分も同じように解離してしまい、休憩しながら休み休み読みました。

解離をテーマにした映画でも同じように解離してしまうことがあったのですが、たとえ解離しても続きが読みたい!と思えたのは初めてでした。

 

そして現実的な希望がつまったお話にもう涙が止まりませんでした…

甘い言葉なんかではなく、とても素直な言葉をチョイスしてくれたのが私の心にスッと馴染んだ気がします。

 

 

解離性障害の方の家族やまわりの人達がどうすればいいのかヒントになる

この本を読むと解離性障害というものの理解と共に、まわりにいる人たちはどうすればよいのかどんな対応を取れば良いのか、たくさんのヒントがつまっているなぁと感じました。

 

もちろん一人ひとり症状の度合いや、環境も違うので『これが正解だ!』というものは無いのですが、その人がベストに生きるためにはどうすればいいのか、まわりにいる人たちの『心構え』的なものが、いかに大事かをわかりやすく描かれています。

 

また岡野先生の解説も、解離性障害を持つ患者がぶつかる理解されづらい問題を丁寧に説明してくれています。

 

 

おわりに

私がこの本に出会ったとき、解離性同一性障害を理解しようと調べ、私にこの本をプレゼントしてくれたJちゃんという友人に深く感謝しました。

こんなめんどくさい病気を持つ私をそばで支えてくれて、理解しようと努力してくれて、私は幸せ者だなぁと…

 

そしてこの本を読んで、『今日は生きていよう、それを繰り返して生きる時間を伸ばそう』

改めてそう思わせてくれた一冊でした。

焦らず、ゆっくり、共に生きたいですね。

著者のTokinさん、解説の岡野先生、『解離性障害のちぐはぐな日々 私の中のたくさんのワタシ』の制作に携わった様々な方も含め、素敵な本を世に送り出してくれてほんとうにありがとうございました!

 

 

ブロガー1年生
せんちゃん
自宅警備員歴が長いためうなぎのぼりに家事スキル・節約スキル・病気の知識があがる。それらをちょこちょこ紹介していきます。
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